幼稚園・保育園は不安とドキドキでいっぱいな、子どもにとってのはじめての冒険。
”夢のある園バスデザイン”というテーマでしたが、毎朝自分のおうちの前にこんなバスが迎えにきてくれたら、その日一日がわくわくしてしまうようなバスのデザインにしたかったということ、 子供たちが、このバスとともに夢をのせて、人生に一度しかない幼稚園時代を楽しく過ごせますようにと願いを込めて作りました。
ママと離れるのが不安な日も、さみしくて涙が止まらない日も、バスにのるのを、こどもたちが少しでも楽しみにしてくれるような一つの想い出になるといいなと思います。
どこにも無いような、ひと目で神宮学院のバスだ!とわかるいう幼稚園バスを作りたいと思ってデザインを考えました。
バスがほかの車と重なったときも、目印になるように、上部にラインは入っています。
クレヨンや絵の具、色鉛筆やカラーインクなど色々な画材を使って作ったテクスチャーを何十枚も作りそれぞれのパーツで貼り合わせ、温かみのあるイラストになっています。
テクスチャーを作っているときは、子供の頃にかえってお絵かきしているような気持ちになって楽しかったです。
幼稚園に行ったときに、このバスに乗りたくて泣いているこどもを見て、嬉しくて私もこっそり一緒に泣いてしまったり、
宝石を磨くようにバスを毎日毎日大切に磨いてくださる神宮学院のバスの運転手さんをみて涙がでてしまったり
私にもとても想い出のデザインです。